568.神様、お願い

鮎ちゃんから、こんなにナカムーの話してくれたのって、最近じゃなかったから、嬉しくて、いつまでも聞いていられた。

チョコ食べて、買ってきたお菓子を開けて、たくさん食べながら、たくさんしゃべってくれた。


フィールドワークの後、ナカムーと二人でおしゃべりしてたこととか。
一度、有名なお寺に、休みの日二人で行ったこととか。
そこでナカムーが、矢野ちゃんにお土産買ってたとか。

鮎ちゃんのクラスの子たちが、ナカムー囲んでしゃべってた時。
「ナカムーの好きなタイプってどんなん?」と聞いた子がいて、「こんな子」って鮎ちゃんを指差した話とか…


「ナカムーらしすぎて、もはや笑ける」

「なんで、かわいいやんっ。キュンってしたのに」

かわいい…のか?
でも、それを話してる鮎ちゃんはとてもかわいらしい。


私が知らなかった話が、たくさんあって。
鮎ちゃんの思い出がキラキラしてる。


「あとは、ごめんやけどみなみと葉山の話してたかなぁ」

「おもしろがってたやろ」

「ま、実際おもしろかったしな。今はもう、修史とそんな話はできひんけど、『二人が続けばいいな』って、よく言ってたよ。あの学校で信用できるのは葉山さんぐらいやって言ってたし」


…そうなんや。
ナカムー、先生のこと、そんなふうに…。


笑ったり、しんみりしたりしながら夜は更ける。
時計をみたらえらいことになっていた。


「わ、もうこんな時間?」

「鮎ちゃん、泊まってって!」

「えー、いいんかな?」

「うん、まだまだ!まだ、しゃべろ!」


ナカムーが訪れてる仏閣の神様、仏様全員にお願いしたい。
鮎ちゃんが、幸せになりますように。



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