487.勉強の合間

お腹いっぱいになるまで食べた後は先生の家に着いた。

「腹いっぱいなったからって、寝んなよ」

この日もまた勉強みてもらって、送ってもらう予定になっていた。
先生はオープンキャンパスの話も突っ込んで聞いてこない。

リビングにはソファが置いてあった。
ずっとラグとダイニングのテーブルとチェアだけやったのに!

「買ったん!?」

「うん。買うた。ええやろー?」

ごきげんな笑顔の先生。

暗い茶系の革張りで、これも先生ぽい。
鼻炎持ちなので、布張りはやめたとのこと。


座ってみたら、ハイバックで快適の極みだった。

「なんかもたれたら気持ちいい~」


先生は、ソファと革、ファブリックの違いに関するうんちくを話していたけど、そういうところも愛しいなぁと思えてきて、ぎゅっと抱きついた。

そんなことをしても、振りほどくことなく私の背中に手を添えてくれてほっとした。
そして、ぽつりと私に聞く。

「……どうしたん、お前」

「ううん。好きやなぁと思って。ずっとこうしてたい」


先生の胸にぴとっと頬をくっつけて、服越しの先生の背中に触れる。

「…今日のノルマ終わらせてからにしよ。勉強もせんとセックスすんのはさすがに俺、自己嫌悪なるわ」

「…はぁい」

セックスするって表現が生々しくて笑いを堪える。
そんなん、私も鮎ちゃんも言わんからな。せいぜい言うても「エッ○」やからな。



先生は、私からちょっと距離を取って座り、警戒されながら勉強が始まった。

がりがり問題を解き、バンバン注意されて、2時間経過。
真面目に勉強していたけど、集中力が切れてきた。
元々そんなに長時間集中できるタイプでもないので、休憩をはさまないとやり続けられない。


先生が飲み物をくれたので、それを飲み干して先生の腕を引っ張った。

「……先生、あっちのベッドで気分転換しよ」

私の意図を察した先生は、険しい顔になった。


「あかん?いちゃいちゃしたい」

表情が険しくても引き下がらず、そこを何とかと粘る。
先生は溜息をついた。

「…お前、達成するまで言い続けるんやろ。わかったよ。早くても文句言うなよ」

いちゃいちゃを了承してくれたものの、早○と思われるのが嫌な様子の先生に爆笑した。


「文句は言わんけど、急いでエッチするの嫌やなー」

「お前は受験の危機感ないなぁ」

先生は呆れているけど、私は早く先生に触れたくて、リクの言葉を振り切りたくて、勉強中も気もそぞろだった。



早く、早く。先生。


私に触れて、キスして。



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