480.先生の責任

先生にキスマークをつけることも忘れ、終わってもキスが続く。
唇が離れても、どちらからともなくまたしてしまうし、触ってしまうし、くっついてしまうし。

教師の威厳はどこにいったんやというぐらい、先生も私と同じ目線に立ってくれていて、恋に浮かれた二人だった。


先生は、裸の私をぎゅーっと抱きしめながら、重めの雰囲気で「勉強しよか…」と言った。
やってることとセリフがアンバランス過ぎて爆笑した。

「責任は果たさな、俺がおる意味ないし、お母さんには信用してもらってるのに顔向けできんから…。絶対大学受かれよ。どこでもいいから」

「はーい」

「返事軽いねん」

軽口を叩き合いながらもラブラブの渦中。一緒にいるだけで嬉しい。



その後はシャワーを浴び、リビングに戻った。

持ってきたテキストを出して、ダイニングに置かれた無垢のテーブルで勉強することになった。
殺風景な部屋だけど、先生の好きなものだけ置かれている気がする。家具も食器も、バスタオルも。


「じゃ、何からする?」

「最近数学も怪しい…」

「どこ?」

「ここ…」

「貸して」


先生はテキストを取り、険しい顔で問題を読んでいる。
懐かしい、学校の時の顔。


ほっぺにチューしたら怒られるかなぁ…


じーっと先生を見つめていたら、問題を読み終わった先生が、鬼の顔になった。


「お前、今は勉強やぞ」

「ハイ…」


めっちゃ恐いやん。
さっきまであんなかわいかったのにー。

睨むような顔をしたから、私も真似をして睨んだら、「俺そんな顔してんの?」と笑う。


「そうやで、怖いで」

「ははは…って、勉強するぞ!成績上げろ!遊んでる場合ちゃうぞ」


初めて訪れた幸せの絶頂期。
つい遊びそうになるところを我慢して、みっちり勉強を教わった。



にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ

  恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛
  恋愛ブログ 秘密の恋愛