Archive: 2017年11月

570.卒業式

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 14, 2017

卒業式の日。朝入ってた先生からのメールは、『おはよう。また後で』。簡単…。「おはよー」「おはよっ」鮎ちゃんと駅で待ち合わせて、学校に行く。途中の道で皐月ちゃんと合流して、3人で写メを撮りながら、学校へ向かう。「今日で終わりやで~。何もかも」って意味深な鮎ちゃん。「何もかも!?」「私はまだ入試が…」不安げな皐月ちゃんの肩を抱く鮎ちゃん。「ファイっ。皐月なら絶対受かる!」鮎ちゃん、男前です。今日で終わっ...

569.コンソメスープ

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 13, 2017

次の朝、鮎ちゃんをコンビニまで送って、家に戻ってきた。卒業式の後は一緒に帰ろう(遊ぼう)と約束して。父は食卓で新聞見ながらコーヒーを啜り、母は気ぜわしくパタパタと家事している。「みっちゃんも早起きしたんなら食べてしまいや~。学校なくなったらすぐぐーたらするんやから~」テーブルに朝食が置いてあった。父とふたり、きまず…静かに席について、パンをちぎって食べると、父が新聞をばさっと置いた。うっ、先生のこ...

568.神様、お願い

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 12, 2017

鮎ちゃんから、こんなにナカムーの話してくれたのって、最近じゃなかったから、嬉しくて、いつまでも聞いていられた。チョコ食べて、買ってきたお菓子を開けて、たくさん食べながら、たくさんしゃべってくれた。フィールドワークの後、ナカムーと二人でおしゃべりしてたこととか。一度、有名なお寺に、休みの日二人で行ったこととか。そこでナカムーが、矢野ちゃんにお土産買ってたとか。鮎ちゃんのクラスの子たちが、ナカムー囲ん...

567.本題に突入

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 11, 2017

で…本題に突入。ティッシュの箱をテーブルに置いて、話を聞いた。これでいつでも泣けるし、何なら私が泣きそう。「修史にチョコ持ってったら、『禁止やのにー』って怒ってた」「ナカムー、専任なってから真面目君になったもんな」「本人は変わってないって言うてたけどな~」ナカムーの話する時、鮎ちゃんはいつも嬉しそう。ほんまに好きなのがダダ漏れてて、それがかわいくて…。アカン…。涙腺決壊まで秒読みや。鮎ちゃんより先に...

566.エロいデート

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 10, 2017

「……おーっ」私の姿を見つけた鮎ちゃんは、真っ赤な目で手を上げる。大きな瞳が潤んで、それもかわいいけど…。「この前会ったばっかりやのにな。みなみはデートしてんの。葉山と」「さっき先生んちから帰ってきてん」「家か………あんたら、エロいデートしてるなぁ」確かにエロいことしかしてないので言い返せない。コンビニに入りお菓子など買い込んで、家まで。鮎ちゃんのブーツのヒールの音と、私のスニーカーの足音。星も出ていな...

565.親友の涙

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 10, 2017

家に帰って、先生が挨拶に来たいと言っていることを母に伝えた。「3月は先生はお仕事忙しないの?」「……どうかなぁ」「年度末って忙しいもんやけどなぁ。先生んとこもそうちゃうの」「うーん……」先生と一緒に働いてる何人かの話はしてくれるけど(主にほのぼの面白ネタ)、会社のこととか、仕事のことは全然知らない。「まー、お父さんに言うとくわ。先生お寿司好きやったよねぇ~」母のさっぱりしたノリに救われながら、お風呂に...

564.終わりの時間

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 08, 2017

名前を呼びながら、帰る時間まで体を重ねた。ときどき休憩しては、なんてことない話をして、笑って。腕枕の腕は硬過ぎて寝心地悪いけど、毎日こんな近くに先生がいたら、どれだけ幸せなんかなぁ。「タカノリ…」「はい。何」「ちょっとー。返事冷たない?」「どこが冷たいねん、こんな優しい彼氏おらんで。同世代と比べてみろ」険しく目ー瞑ったまま自分をアゲてくる先生。18歳男子と同じステージに立とうとしてることに笑った。先...


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