Category: 高校3年生/夏休み

505.親友曰く

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 03, 2017

ファストフード店からの帰り道、段差のある歩道をサンダルでペタペタ、鮎ちゃんはヒールをカツカツ言わせながら歩く。「ごめんな。勝手に言うて」鮎ちゃんが切り出した。「ん?」「リクに…。葉山とみなみがつきあってるって」「…うん。何で言うたん?」鮎ちゃんは唇を尖らせ気味に答える。「あいつ、あんな感じのくせに、ちょっと恋愛において頭固いやん?」「間違いなくそういうとこあるな」女の子は、サラサラロングヘアじゃない...

504.ふるとか、ふられるとか

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 02, 2017

「ドロッドロやなぁ…」鮎ちゃんの顔が険しい…。「リクはともかく、皐月ちゃんには嫌われたくなかったなぁ…」「うん。でもしゃーないな。私も矢野ちゃん嫌いやしな」突然ナカムー関連の話が勃発し、すかさず鮎ちゃんに食いついた。「そうやん!鮎ちゃんこそどうなってんの?」身を乗り出す私に、ストローを噛みながらガラ悪く答える鮎ちゃん。「どーもないよ。私はフラれてるよ」「えーっ!?」「矢野ちゃんとは破談やで。ちなみに...

503.意外と言えなかったこと

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 29, 2017

母とごはん作って、何日かの作り置きをして、掃除もして。「また来るわ~」と、家を後にした。母と電車に揺られる帰り道、「運転できたらここまで来るのもラクやのにな~」と母は言う。母はペーパードライバー。まなちゃんは免許持ってない。父は運転できるけど、夏休みは忙しい。私も、免許取る気はなかった。運転怖いし。「D大受かったら、この辺に部屋借りて通ったらいいんちゃう?」と母の提案が飛んでくる。「えっ!中途半端...

502.祖父母

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 28, 2017

「みっちゃん、今日おばあちゃんち行けへん?」夏休みのある日。学校の講習もなく、ぼさぼさの髪であくびをする私に、洗面所から母が聞いてきた。「んー?いいけど…」母方のおばあちゃんち。最近はあんまり行かないけど、小さい頃は大きいエビフライを揚げてくれるのが好きだった。「おばあちゃん膝痛めてんねん。病院連れていきたいし、家のこともやってあげたいから手伝って」おばあちゃんも、おじいちゃんもあんまり自由に動け...

501.会えた日の夜は

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 25, 2017

今から思えば、母はたぶん私に見せていた顔より、いろいろと考えていたはず。口出しはしてこなかった分、たくさん心配も掛けていたと思う。たくさん、見守ってくれていた。空き地前まで歩き、今度は私が先生を車まで見送った。「先生、今日はありがとう」「ああ。じゃあな。また来週」「うん…」リクに言われた事も先生に打ち明けていたけど、それについては特にコメントなし…。嫌そうな顔をしてはいたと思うけど、先生はナカムーの...


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